信用金庫業界の中期経営計画
しんきん「未来を拓く変革への挑戦」3か年計画
~信用金庫の真価の発揮と地域の持続的発展を目指して~
我が国では、コロナ禍を経て、人口減少や少子高齢化のさらなる進展、デジタル化の加速等、多岐にわたる変化が生じており、社会・経済のあり方を大きく変容させています。中小企業などの事業者をはじめ、地域に生きるあらゆる人々が“新たな時代への転換点”に直面する状況下、地域社会が今後も発展していくためには、信用金庫としても変化の波に対応できるよう自己変革が不可欠といえます。
こうしたなか、信用金庫業界では、新たな3か年計画(中計経営計画策定要綱)※が2024年4月よりスタートしました(計画期間2024年4月~2027年3月)。
同計画では、信用金庫の目指すべき姿について、「会員、お客さま、そして職員をはじめとする地域のすべての人の成長と幸せと成長のために行動し、協同組織の地域金融機関として地域が抱える課題解決に貢献し、持続可能な地域社会を創る」と定めています。
このような目指すべき姿に向けて、信用金庫は、自己変革による変化への対応とともに、職員の活力をさらに喚起して、事業者や個人のお客さま、地域の課題解決に果敢に取り組んでまいります。
※個別信用金庫が中長期経営計画等を策定する際に考慮すべき基本的な事項をとりまとめたもの。今回から計画期間(3か年)を鑑み、時間軸を表す表現を「長期経営計画」から「中期経営計画」に変更しました。