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地域活性化しんきん運動・優秀賞

大地みらい信用金庫(北海道) 広域連携で地域の魅力を世界へ発信

 平成24年12月18日に設立した、北海道東部の食や観光資源の魅力を発信する「KONSEN(根釧)魅力創造ネットワーク」は、〝付加価値向上? 〝地域全体としての発信力の向上?を大きなテーマとしている。
 競争力のある豊富な資源がありながら、ブランディングが確立できずにいた根室・釧路地域を一体的にアピールするため、産業別の縦割り構造を破り、産学官金の連携を強化。地元企業などに向け、デザイン力やプレゼン力向上で商品の付加価値を高めるセミナーの開催、海外からのニーズを見据えたマーケティング市場調査(ハラル認証や富裕層をターゲットとした中東市場視察、水産資源輸出入の可能性を探るオーストラリア市場視察、香港における商談会出展など)、国内最大級の食の見本市「FOODEX JAPAN(フーデックスジャパン)」への出展― 等、水先案内人として積極的に活動している。
 近年は、根釧地域が世界に誇る自然やアイヌ文化、野生動物、食などの地域資源をつなぎ、ここにしかない地域資源を体験する「アドベンチャーツーリズム」や、北海道経済産業局委託事業である水産関連資源を新たな観光コンテンツとして活用した、広域観光ネットワーク創出事業「地域中核企業創出支援事業」にも着手している。
 冷涼な気候のもとで水産や酪農が育んだ味覚、手つかずのまま今も残る豊かな自然― KONSENには、どこにも負けない資源がある。
 地元の人々の強い郷土愛が、活動の土台となっている。

  • FOODEXJAPANに根室・釧路ブースとして出展している様子

    FOODEXJAPANに根室・釧路ブースとして出展している様子

川崎信用金庫(神奈川県) 知的財産活用による中小企業支援

 大手企業に蓄積されている特許や技術(知的財産)を取引先中小企業に移転(技術移転)し、新製品開発や製品の付加価値向上、新事業展開に役立てることは、中小企業の付加価値向上や収益拡大の有効な手段の一つ。川崎信用金庫は、川崎市、川崎市産業振興財団、横浜企業経営支援財団と連携して、ものづくりを支えてきた中小製造業と地域の活性化を目指し、「知的財産交流会」の取り組みを開始した。
 この交流会は、平成19年に川崎市、川崎市産業振興財団がスタートさせた取り組みで、同金庫は平成25年度より始めた職員の出向を通じて金庫主催の知財交流会を開催。交流会では大企業などからライセンス(特許権の使用許可)を受けて自社製品を開発した企業の体験談、技術シーズの説明、シーズプレゼン企業との個別面談会などを、企画に応じ組み合わせて実施。その後は、行政と一体となったハンズオン支援を行い、契約、開発段階はもちろん、事業化までを一貫してフォローアップする。具体的には外注先・協力先とのマッチング、補助金、公的試験施設の仲介・紹介などができるよう支援体制を整えている。大手企業との双方向により、知財ライセンス契約や協力関係が構築されることで、中小企業自体の信用力向上、知名度向上につながる。
 この取り組みは、平成27年には日本弁理士会より「知的財産活用支援大賞」を同市、同財団と連名で受賞、平成29年1月には内閣府より「地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組事例34選」にも選出された。

  • 「知的財産活用支援大賞」の授賞式の様子

    「知的財産活用支援大賞」の授賞式の様子

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