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信用金庫業界の長期経営計画

しんきん『支援力の強化と変革への挑戦』3か年計画
~課題解決による地域経済の力強い回復を目指して~

地域社会は、新型コロナウイルス感染症によって大きな影響を受けており、信用金庫の主要な取引先である中小企業などの事業者は、売上の減少や先行きの見えない環境で事業継続への不安等を抱えています。一方、少子高齢化・人口減少が進むなかで、経営者の高齢化や事業承継といった経営課題にも直面しています。

こうしたなか、信用金庫業界では、新たな3か年計画(長期経営計画策定要綱)※が2021年4月よりスタートいたしました(計画期間2021年4月~2024年3月)。

同計画では、地域に根ざした信用金庫が今後3年間で取り組むべき最重要課題を、事業者の資金繰りを支え、事業継続を徹底的に支援し、地域経済の回復に努めること、および個人や地域社会の課題解決支援を行うこと――と位置づけています。

また、急激に変化する経営環境に対応するため、信用金庫としても変革にも挑戦し、従来からの業務やサービスのあり方を見直し、さらに質の高いサービスが提供できるよう取り組んでいくことで、持続可能なビジネスモデルの構築に努めてまいります。

※個別信用金庫が中長期経営計画等を策定する際に考慮すべき基本的な事項をとりまとめたもの。

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